リケンテクノスの2027年3月期第1四半期(2026年4~6月)業績は、売上高が351億5,800万円で前年同期比7.6%増、営業利益が41億4,600万円で同56.4%増、経常利益が42億7,200万円で同74.7%増、純利益が28億4,200万円で同92.8%増だった。

 セグメント別にみると、トランスポーテーションは、売上高が111億7,500万円で同6.2%増、営業利益が13億200万円で同27.9%増。国内は、コンパウンドの販売増加と価格転嫁により増収。海外は、主にタイおよびベトナムでのコンパウンドの販売増加で増収となった。損益面は、主に海外での販売増加により増益となった。

 デイリーライフ&ヘルスケアは、売上高が98億1,800万円で同6.9%増、営業利益が14億300万円で同45.5%増。国内は、食品包装用ラップの販売増加と価格転嫁により増収。海外は、ASEANでの医療向け塩ビコンパウンドの販売が減少したことで減収となった。損益面は、主に食品包装用ラップの販売増加と国内外での価格適正化により増益となった。

 エレクトロニクスは、売上高が71億5,300万円で同12.5%増、営業利益が8億9,900万円で同149.0%増。国内は、電線市場向け塩ビおよび非塩ビコンパウンドの販売増加と価格転嫁により増収。海外は、米国およびインドネシアでの塩ビコンパウンドの販売減少で減収となった。損益面は、国内での電線市場向け塩ビおよび非塩ビコンパウンドの販売増加とタイでの電力産業電線市場向け塩ビコンパウンドの販売増加により増益となった。

 ビルディング&コンストラクションは、売上高が70億700万円で同6.2%増、営業利益が5億2,000万円で同90.8%増。国内は、土木建材用途での塩ビコンパウンドの販売増加と価格転嫁により増収。海外は、米国での塩ビコンパウンドの販売減少で減収となった。損益面は、国内でのコンパウンドの販売増加により増益となった。

業績予想を上方修正

 同社は2027年3月期第2四半期業績予想および2027年3月期通期業績予想を上方修正した。第1四半期において中東情勢による顧客需要の増加もあり、国内での売り上げが増加したことにより、各利益が当初予想を上回ったことに加え、第2四半期以降も引き続き売り上げ増加を見込む。また、投資有価証券売却益の計上も計画していることから、第2四半期業績予想および通期業績予想が、前回予想を上回る見込み。

 ■2027年3月期第2四半期業績予想
 ◇売上高=725億円(前回予想710億円、増減率2.1%増)◇営業利益=79億円(同57億円、同38.6%増)◇経常利益=79億円(同57億円、同38.6%増)◇純利益=61億円(同34億円、同79.4%増)

 ■2027年3月期通期業績予想
 ◇売上高=1,450億円(前回予想1,420億円、増減率2.1%増)◇営業利益=145億円(同120億円、同20.8%増)◇経常利益=145億円(同120億円、同20.8%増)◇純利益=95億円(同68億円、同39.7%増)