不二ラテックスの2027年3月期第1四半期(2026年4~6月)業績は、売上高が18億1,200万円で前年同期比5.0%増、営業利益が1億1,700万円で同27.8%減、経常利益が9,700万円で同34.5%減、純利益が1億4,200万円(前年同期は500万円の損失)だった。

 セグメント別にみると、医療機器事業は、売上高が5億8,300万円で同10.7%増、営業利益が2,400万円で同25.4%減。

 コンドームの製造停止に伴う製品コンドームの売上減少影響が解消し、ヘルスケア商品群における検査薬やメディカル製品と併せた医療機器事業の売上高は増収となった。また、歩留まりの影響などで原価率は上昇し減益となった。

 精密機器事業は、売上高が11億5,600万円で同3.4%増、営業利益が2億7,800万円で同1.5%減。市場の回復に伴い受注残が堅調に推移し、売上も好調に推移。利益面では、増収に伴う増益要因はあったが、原材料や労務費の増加に伴う原価率の上昇を吸収できずに減益となった。

 SP事業は、売上高が2,200万円で同16.5%減、営業損失が800万円(同600万円の損失)。フィルムバルーンを中心とした売上高が低調に推移し、減収の主要因となった。

 食品容器事業は、売上高が5,000万円で同5.3%減、営業損失が4,200万円(同2,100万円の損失)。新たなビジネスの収益化が遅れていることもあり減収。新生産設備稼働と工場移転の時期が延びていることによる生産効率の低下もあり損失幅が拡大した。

 2027年3月期通期業績予想は、売上高7,500万円で前期比10.3%増、営業利益4億8,000万円で同15.4%増、経常利益3億8,300万円で同13.4%増、純利益2億8,700万円で同351.0%増を見込んでいる。