経済産業省統計をもとに日本ゴムホース工業会がまとめた2023年(1~12月)のゴムホースの生産・出荷実績は、生産量(新ゴム量)が3万3,891トンで前年比3.6%増、出荷金額が1,422億5,400万円で同2.6%増となり、生産量、出荷金額ともに3年連続でプラスとなった。

 品種別では、生産量の7割を占める自動車用は、生産量が2万4,139トンで同7.3%増、出荷金額が1,052億900万円で同3.6%増。半導体の供給不足緩和により自動車生産が順調に上向いたことで年間を通じて堅調に推移。生産量では1月を除く11カ月連続、出荷金額では1月、4月を除く10カ月で前年同月実績を上回った。

 高圧用は生産量が4,663トンで同8.6%減、出荷金額が186億6,200万円で同9.0%減。主要需要先の建設機械の生産は北米向けが堅調も、欧州向けに陰りが出ている。コロナ禍に伴うサプライチェーンの混乱で、市場に積み上がった流通在庫も足枷となり、好調だった前年からピークアウトした。生産量は9月を除く11カ月、出荷金額は12月を除く11カ月連続で前年同月実績割れとなった。

 その他用の生産量は5,089トンで同0.4%減、出荷金額が183億8,300万円で同10.8%増となった。