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「ゴム・エラストマーのサーキュラーエコノミーへの展開」テーマに、会場およびオンライン併催で

ゴム技術フォーラム、「第37回公開フォーラム」への参加者を募集

その他 2025-02-28

 ゴム技術フォーラム(中瀬古広三郎代表)は3月26日10時から16時45分まで、東京電業会館(東京都港区)で、第37回公開フォーラムを開催する。テーマは「ゴム・エラストマーのサーキュラーエコノミーへの展開」。同フォーラムは会場およびオンライン併催で行う。現在、参加者を募集している。

 ゴム材料が多種、多量に用いられている自動車では省燃費化、軽量化志向に加え、最近では電動化、自動運転など急速な技術革新が起こるとともに、カーシェアリングなど従来と異なる利用方法も普及してきている。

 そこで、ゴム技術フォーラムでは2023年9月から、タイヤを中心としたモビリティ分野、インフラ全般を含む分野およびエレクトロニクス・スポーツ・医療、家庭用分野に分けて、ゴム・エラストマーにとって重要課題となるカーボンニュートラル(CN)やサーキュラーエコノミー(CE)実現への寄与に関する網羅的な調査を行うため「ゴム・エラストマーのサーキュラーエコノミーへの展開」調査委員会(調査委員長:元日本ゴム協会会長・中瀬古広三郎氏)を発足し、調査研究を行っている。

 公開フォーラムでは、その中間報告と世界のゴム分野やモビリティ分野に詳しい加藤産商・加藤事務所の加藤進一社長と日産自動車の太田智仁材料技術部パワートレイン材料開発グループ主管の基調講演を交え、調査委員会報告が行われる。

 当日の主要プログラムと参加方法は下記の通り。

 ■開会あいさつ:中瀬古広三郎ゴム技術フォーラム代表

 ■基調講演①「サーキュラーエコノミーを目指す世界のゴム産業界の動き、とりわけ再生ゴム、ゴム粉末、リサイクルゴムの動向」加藤産商・加藤事務所・加藤進一社長

 ■基調講演②「日産自動車におけるカーボンニュートラルに向けた取り組みと高分子材料への期待」日産自動車・材料技術部パワートレイン材料開発グループ・太田智仁主管

 ■調査委員会報告・各論報告:①WG1「タイヤを中心としたモビリティ分野」矢嶋亮リーダー②WG2「インフラ全般を含む分野」川原夕佳リーダー③WG3「エレクトロニクス、スポーツ、医療、家庭用分野」浪江祐司リーダー、閉会は調査委員会の滝澤俊樹世話人が行う。

 参加費はゴム技術フォーラム会員・6,000円、会員以外・1万円(消費税不課税)。開催日までに三菱東京UFJ銀行・赤坂見附支店(普通預金)№0206817ゴム技術フォーラム宛に送金(送金手数料は自己負担)。

 ■申込方法:希望者は3月14日までに、氏名、連絡先名、連絡先住所、電話、FAX、Eメールを記載し、会場参加かオンライン参加かを明記の上、下記宛てにEメールで申し込む。

 ■問い合わせ先:日本ゴム協会ゴム技術フォーラム内、Eメール=gomugijutsuforum1526@gmail.comyasuhiko_takemura@friend.ocn.ne.jpgomugijutsu.forum@gmail.comまで。

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