葛飾ゴム工業会、Zoom勉強会を開催

　葛飾ゴム工業会（武者英之会長＝三協物産社長）が主催するZoom勉強会が4月20日18時30分から20時まで開催された。同勉強会は今回から武者会長がシリーズで「地球温暖化とゴム産業のサスティナビリティ」についてそれぞれテーマに沿って開催していくもので、今回は導入編として「SDGsとは何？」がテーマ。武者会長は社業のほかに環境省登録の環境カウンセラーとしての活動のほか、葛飾区地球温暖化地域協議会会長も務めているなど、豊富な自らの活動の中から実例をあげて分かりやすく説明した。

　武者会長によると「SDGsとは何かを理解して、それをあくまでも切り口としてゴム業界全体の動向と自社の中でのSDGsへの取り組みを考えてほしい」と勉強会の趣旨を説明。当日は参加者からもすでに取り組んでいるSDGsの内容について披露するなど有効な情報交換の場となった。

　「地球温暖化とゴム産業のサスティナビリティ」の次回は5月開催で、熱エネルギー利用、含有化学物質調査、海洋プラスチックスをキーワードに取り上げ、「ゴム産業のリスク機会について考える」を全体のテーマに行われる。