PAGE TOP

およそ20人が出席

葛飾ゴム工業会、第35回通常総会と新年会を開催

その他 2020-03-04

 葛飾ゴム工業会(武者英之会長=三協物産社長)は2月21日、川甚別館(東京都葛飾区)で「第35回通常総会」および「2020年新年賀詞交歓会」を、会員・賛助会員ら約20人が出席し開催した。

あいさつする武者会長


 通常総会の冒頭、武者会長が「新型コロナウイルスの感染拡大の影響で当会の会員の中にも、客先からサプライチェーンの影響調査や、中国生産品の日本国内生産への切り替え要請など、具体的な動きも出始めていると聞いている。

 さらに、日本国内での感染者増加に伴い、大人数の集まるイベントなどの中止や規模縮小も増えている。このため当会の今年度事業計画も、感染拡大の影響で流動的となる場合がある」とあいさつした。

 総会では①2019年度事業報告②2019年度収支報告・監査報告③役員改選④2020年度事業計画案⑤2020年度収支予算案―の各議案が審議され、満場一致で承認された。このうち役員改選に関しては、武者会長をはじめ全理事の再任が決定した。さらに2020年度の主要事業としては、6月中旬に第2回勉強会として宿泊研修会、8月頃に納涼研修会、10月に第36回葛飾区産業フェアへ出展、11月下旬に忘年会、12月に第9回理事会、などを計画していることが報告された。

 続いて開催された新年賀詞交歓会では、冒頭武者会長が「今年は十二支の最初の年の子年なので、何かを始めるのには絶好の年と言えるのではではないか。総会の資料として、環境省勤務の知人から提供された『地域循環共生圏(日本発の脱炭素化・SDGs構想)』の資料を先程配布したが、これには30年後の2050年を見据えた様々なテーマが記されている。

 新型コロナウイルス蔓延で、近々の予定や計画でさえ立案が難しい状況だが、SDGs構想のように、あえて長期的な視点を持ち、この1年に臨んでみても良いのではと考えている」とあいさつした。

 乾杯の発声は内山実内山ゴム製作所社長が行い、懇親に入った。途中で来賓の青木克徳葛飾区長があいさつしたほか、地産地消製品の抽選会などで盛り上がり、酒井威葛飾区産業観光部部長の中締めで閉会した。

関連記事

人気連載

  • マーケット
  • ゴム業界の常識
  • 海から考えるカーボンニュートラル
  • つたえること・つたわるもの
  • ベルギー
  • 気になったので聞いてみた
  • とある市場の天然ゴム先物