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ゴム関連団体・賀詞交歓会

日本ゴム工業会、課題に真摯に取り組む

会員限定 その他 2020-02-05

 日本ゴム工業会(池田育嗣会長=住友ゴム工業会長)は1月24日、経団連会館(東京都千代田区)で第19回幹事会を開催し、2019年の新ゴム消費量見込みおよび2020年の消費量予想(既報)をしたほか、①令和2年度税制改正関係事項②資材関係の動向③労務委員会関係事項④ISO/TC45国内審議委員会関係事項などの議案を報告した。

 また、資料に基づき①国際活動関係講演会「英国のEU離脱問題(BREXIT)~EU諸国全般への影響について」②ゴム製品の生産および輸出入動向③第83回中小企業会員景況調査の結果④DI(ディフュージョン・インデックス)による中小企業の景況-なども報告した。

あいさつする池田会長


 幹事会では冒頭、池田会長が「前年の国内におけるゴム製品生産は、米国の消費が堅調に推移したこともあり、新ゴム消費量ベースでわずかだが3年連続でプラスの見込みとなった。しかし、内容を見るとベルト、ホースなど前年を下回る製品もあって厳しかった。一方、今年は東京オリンピック・パラリンピックがいよいよ開催される。日本人選手の活躍に期待するのはもちろんだが、これを機に多くの人が日本を訪れ、日本の良さを再認識してそれが活性化につながると期待している。スポーツではシューズなどの用具の進化により記録が更新される。また記録を伸ばすためには個人の基礎体力や技術の向上が欠かせない。ゴム産業を取り巻く環境も客先のニーズや用途は変化するが、勝ち残っていくためには基本を見失わずに現在のモノ作りを維持し、継承していくとともに自らの知恵を駆使し備えていく必要がある。現在、ゴム産業を取り巻く課題は国際的な環境問題や標準化への対応、グローバルでの公平公正な競争の維持、一方国内においては働き方改革への対応など様々なものがある。当会としても求められる課題に真摯に取り組み、皆さんと力を合わせ業界の発展に貢献していきたい」とあいさつした。

旭日双光章の西河三ツ星ベルト相談役(名誉会長)を祝す

 日本ゴム工業会は幹事会の付帯行事として、2019年秋の叙勲で旭日双光章を受章した西河紀男三ツ星ベルト相談役(名誉会長)を祝し、池田会長が記念品を贈った。

旭日双光章を受章し祝された西河氏(左)


 それに対して西河氏は「私がゴム業界に入って30年目となる。その前は機械関係だったが、当時からゴムや樹脂に関わってきていたので、実質はもっと長くゴムに関わってきたことになる。この度こうして皆様方に祝していただき大変感激している。日本ゴム工業会では色々な役員も務めてきたが、十分なことができず、皆様方のお力添えがあってここまでやってこれた。むしろ本日は皆様方に感謝しなければならないと感じている」と御礼の言葉に代えた。

 幹事会では、一連の議案、報告、付帯行事を終えて場所を移して、来賓として招いた大内聡経済産業省大臣官房審議官をはじめ、会員や準会員企業、各団体関係者などを交えた新年賀詞交歓会を開催。

乾杯のあいさつをする吉井副会長


 賀詞交歓会では吉井満隆副会長(バンドー化学社長)が「毎年年明けは箱根駅伝を見るのを楽しみにしている。今年はヴェイパーフライのシューズが話題となり記録の更新も多く、選手の努力とそういった技術の革新の部分も強く感じた。ゴム業界を取り巻く環境では5Gに代表されるデジタルイノベーションや車は100年に一度の大変換期、そしてSDGsへの取り組みといったような社会からの要請もある。我々ゴム業界はこれらの変化をビジネスチャンスとして捉え、技術革新をしてさらに発展していきたい。当会が皆様をご支援出来るような活動を進めていきたい」とあいさつ。乾杯を発声し、懇親に入った。

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