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福山のJFEスチール・西日本製鉄所や松山の井関など4カ所を見学

西部ゴム商組が視察研修

その他 2019-04-16

 西部工業用ゴム製品卸商業組合(岡浩史理事長=岡安ゴム社長)は3月11-12日、広島県・愛媛県を中心とした「中四国優良企業視察研修」(担当・糸井宏之副理事長=千歳商事社長)を実施。組合員企業など17社17人が参加した。

 研修は11日に新大阪に集合し、福山市のJFEスチール・西日本製鉄所と伯方塩業・大三島工場を見学後、道後温泉で宿泊。その夜は懇親会を開催し親交を深めた。また、翌日の午前中は井関松山製造所を、午後は四国ガス・松山工場を見学した。

JFEスチール・西日本製鉄所での記念撮影


 JFEスチール・西日本製鉄所(福山地区)は工場用地1,420万㎡を誇り、効率的な工場配置で鉄を生産する。商品はスピーディーな供給体制を図るため最新鋭の物流設備が整えられている。シンボルとなっている「高炉」の制御や高温で溶けた鋼が連続鋳造設備に運ばれ圧延される工程が見学のポイントとなった。

伯方塩業・大三島工場での記念撮影


 伯方塩業・大三島工場は、1978年の創業でメキシコまたはオーストラリアからの輸入天日塩田塩を日本の海水で溶かして再結晶させる工程を見学した。工場の東側にはかつての瀬戸内の風物詩として親しまれた「流下式枝条架併用塩田」が再現されていた。

井関農機での記念撮影


 12日に訪れた井関農機は1926年創業の農業機械総合専業メーカーで、松山製造所はグループの主力製造拠点。1本のラインで異なる機種を同時に組み立てる混同生産ラインなどを見学した。

四国ガス・松山工場での見学の様子


 四国ガス・松山工場は2008年に完成した四国で2番目のLNG受け入れ基地。受け入れ設備や高さ28mのLNG貯槽、気化設備などを見学し、視察工程を終え、異業種と触れ合うことで刺激のある視察研修となった。

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