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下水道管きょ更生工法普及を推進

カナフレックス工法協会が総会

その他 2018-12-13

カナフレックス工法協会総会後の懇親会参加者

下水道管きょ更生工法普及を推進

 一般社団法人カナフレックス工法協会(綿貫民輔代表理事=全国治水砂防協会会長・元衆議院議長、会員77社)は、12月3日午後4時から東京・平河町の砂防会館で全国総会を開催した。総会には全国から64人が参加した。

 同工法協会は、年々増加する老朽化した下水道管路の更生に資するカナフレックスコーポレーション(金尾茂樹社長)が開発した自立更生管「カナスリップ工法」の普及を目的とした組織。

 今年の総会前には、新商品説明会も実施され、①上水更生工法カナスリップMP(道路を掘削せずに老朽化した水道管内に管を引き込み更生する工法)②カナクリートセグメント(下水道更生およびシールドトンネル用途の軽量かつ経済的なカナクリートによる分割型セグメント)の紹介があった。

 総会では冒頭、綿貫代表理事が、ビデオメッセージで「今日、日本において国土強靭化は非常に大事な問題であり、このうち老朽化した上下水道の更生、また電柱地中化は災害対策からも喫緊の課題になっている。これらを解決するためにカナフレックスの製品はきわめて適切なものでコスト、工期短縮面からも大変有用なので、日本のインフラ整備のためにも頑張ってもらいたい」とあいさつ。その後、事務局による収支報告があり、来賓挨拶とつづいた。

 来賓挨拶では今村雅弘衆議院議員(自民党政務調査会会長代理〈国土強靭化担当〉災害対策特別委員長=ビデオメッセージ、同工法協会理事)、岡久宏史日本下水道協会理事長(松本広司技術研究部長代読)、鶴保庸介参議院議員(元内閣府特命大臣、同工法協会理事)が、それぞれ上下水道や電柱地中化等におけるカナフレックス製品、同社技術に対する期待を語った。

 その後、新規会員7社の紹介があり、講演「下水道ストックマネジメントの実践」(講師・那須基国交省水管理・国土保全局下水道部下水道事業課事業マネジメント推進室長)があり、午後5時過ぎ終了した。

懇親会も盛大に開催
 総会終了後は場所を南麻布の有栖川清水に移して懇親会を開催、山本有二衆議院議員(元農林水産大臣、自民党下水道浄化槽対策特別委員長、同工法協会理事)、高市早苗衆議院議員(衆議院議院運営委員長・元総務大臣、同工法協会理事)、宮内秀樹衆議院議員(自民党副幹事長、同工法協会理事)、渡辺博道復興大臣、額賀福志郎衆議院議員(元財務大臣、同工法協会理事)らも参加、山上茂久ヤマカミ社長(東部ゴム商組理事長)の乾杯の発声で和やかな歓談に入った。

 中締めは同工法協会技術委員長で環境衛生水処理センター代表の岡田喜文氏が行いお開きとした。

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