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江北ゴム製作所、トーヨー産業、東葛ベルトゴム商工の3カ所

東部ベルトエンドレス工業会が工場見学会を開催

その他 2018-11-07

 東部ベルトエンドレス工業会(菅原孝夫会長=江北ゴム製作所会長)は10月30日、会員ら24人が参加し「工場見学会」を開催した。今回の見学先は、会員企業である江北ゴム製作所(東京都足立区)、トーヨー産業(埼玉県八潮市)、東葛ベルトゴム商工(千葉県松戸市)の3カ所。

 京浜東北線の王子駅前公園に集合し、貸切バスで移動し10時30分から12時の間、江北ゴム製作所を見学した。概要説明した冒頭菅原会長が「本日は当社を含め3企業を訪問する駆け足での見学会となるが、会員企業の現場を見る機会は余りないと思うので、有意義な視察として欲しい」とあいさつした。

 概要説明は菅原健太社長が行い、「当社の特徴は①金型成型品、金型設計、ゴムライニング、プーリ・ロール、ウレタンコーティングなど幅広い加工技術がある②小ロット・大量生産まで対応③製品用途に応じてオリジナルのゴム配合が自社でできる④創業57年の実績と経験を有し取引先は600社以上あり、幅広い顧客に納入実績があるため、今まで培ってきたノウハウを新しい形で提案することができる⑤ゴム業界自体の高齢化が進む中、当社は世代交代を終え30代のメンバーを中心に活躍している。当社の製品は、顧客の多様な困りごとを解決するために開発した製品や技術が大半となっている。これからも関東№1の『困りごと解決集団』として貢献していく方針なので、何でも相談して頂きたい。なお、困りごと解決には若い技術者や女性の柔軟な発想が重要であり、若年層や女性の採用に注力している。本日見学する工程には、女性の姿も多いのも当社の特徴となっている」と説明した。

江北ゴム製造所でのライニング加工工程で活躍する女性


 同社での見学は加硫缶工程、ゴム練り配合室、生ゴム置場、カレンダーロール工程、サンドブラスト工程、プレス工程、シームレスベルトエンドレス工程などを見学した。いずれの工程にも、熟練作業員に交じり若手作業員の姿が多く見受けられた。またサイズの小さい製品にライニングする工程などには、体格面や繊細さなどの面で優位な女性の活躍が目立っていた。

トーヨー産業でのパンチング加工工程


 貸切バスでトーヨー産業に移動し13時から14時まで見学。同社ではまず、ショットブラストベルトに研磨剤回収用の穴開け加工を行う工程を見学した。同工程ではコンピュータ制御されたパンチング加工機が、様々な径の穴をベルトに正確に整然と開ける様子に見入っていた。さらにベルトエンドレス工程では、幅広ベルトを作業員が熟練技を駆使し手作業により正確に圧着する工程なども見学した。

 ベルト製品に加え、同社では建築資材としてコンクリート打ち継ぎに使用するエアー型枠の「トーヨーフェンス」なども展開している。同製品はホースのような筒状の袋の内部に空気を充填し型枠として使用するもので、多様なサイズの同製品が整然と保管されている倉庫や、各種試験機による検査工程などを見学した。

東葛ベルトゴム商工でのベルトコンベヤ本体枠製造工程


 貸切バスで最後の訪問先東ベルトゴム商工の松飛台工場及び本社に移動し15時から16時まで見学。同工場では、ベルトコンベヤの本体枠の製造や桟付工程を見学した。さらに貸切バスで少し離れた本社へ向かい、ベルトコンベヤ関連製品が整然と並ぶ倉庫や桟付工程などを見学。最後に同社の春野修一社長から「当社はコンベヤ製作とベルトエンドレス工事の両方を自社で行っており、コストを大きく抑えられるほかメンテナンスも自社対応で緊急時にも素早い対応ができる『ワンストップサービスで低コスト・スピーディ対応』が強み。またコンベヤは食品、生コンなど製造業、産業廃棄物など多様な分野に向け独自製品を製作している。当社は国内市場のみではなく、海外需要開拓にも積極的であるほか技術指導にも注力しており、現在タイやミャンマーから海外研修生を7人受け入れ、設計関係に配属している」と概要説明を受けた。

 同社見学後、貸切バスで解散場所の東京・浅草へ向かい、希望者参加による懇親会が開催された。

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