33人が参加
東部ゴム商組、洪水から都市部を守る“地下神殿”(首都圏外郭放水路)を見学
その他 2019-11-19
東部工業用ゴム製品卸商業組合(山上茂久理事長)が主催の見学会が11月14日午後、埼玉県春日部市の「首都圏外郭放水路」(地下神殿コース)で実施された。当日は、総勢33人が参加した。
「首都圏外郭放水路」は洪水を防ぐために建設された地底50メートルを流れる世界最大級の地下放水路。1993年から工事を開始し2006年に完成した。国土交通省関東地方整備局江戸川河川事務所が管理する。第2から第5までの4本の立抗に第18号水路、中川・倉松川、幸松川、大落古利根川からの増水を第1立抗に集め排水機場から増水の一部を江戸川に流し被害を抑える。
各立抗の深さは約70メートル、内径役30メートルでスペースシャトルや自由の女神がすっぽり納まる空間を有している。それでも、台風19号の際にはフル稼働となった。
地下水路のトンネルから流れてきた水の勢いを弱め、江戸川へ流す調圧水槽は地下神殿と呼ばれる空間そのもの。地下22メートルの位置にあり、長さは177メートル、幅78メートル、高さ18メートルを誇る。調圧水槽の天井を支える柱は全部で59本あり、1本は奥行き7メートル、幅2メートル、高さ18メートル、そして重さはおよそ500トン。それだけ巨大なのは、水槽の周りにある地下水からかかる揚力により浮き上がるのを防ぐためだ。
見学会終了後は場所を移して懇親会を開催した。冒頭山上理事長が「今年は台風による災害が多く、河川の氾濫が話題となった。今日の見学会は大変意義があったと思う」と述べ、懇親会に入った。中締めには永田嘉男副理事長が「東京の街はこうして守られていることがよく理解できたと思う」と懇親会を締めた。
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