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西部商組・近畿支部会開く

新支部長に田井(ムツボシ副社長)氏、小賀野(オガノ社長)氏が新副支部長に

その他 2017-12-19

新支部長に就任した田井氏

辞任のあいさつをした清水支部長


 西部工業用ゴム製品卸商業組合(祖父江一郎理事長・さつき社長)・近畿支部(清水俊文支部長・清水商会社長)は12月5日、大阪・堂島浜のANAクラウンプラザホテル大阪で近畿支部会を開催した。清水支部長が3月初旬に受けた交通事故後の安静を理由に辞任を表明、代わって田井登副支部長(ムツボシ副社長)が祖父江理事長から支部長に推挙されその場で承認を得て、就任した。

 冒頭のあいさつを終えた清水氏は一連の支部活動報告を行った後、事故後の状況を語り、4カ月半の入院生活を過ごし、その後もリハビリに励んだことで「腰椎、頚椎の損傷はほぼ回復したが、足の骨折はまだ半分くらいの回復状況で運動は止められている。また事故で頭を強打したことで平衡感覚や物忘れなどが時々みられ、この状態では支部活動でご迷惑がかかると判断し、任期途中で辞任させて頂くことにした」と理由を述べた。

 また田井副支部長が支部長に就任したことで、副支部長には小賀野哲朗氏(オガノ社長)が就任し、新たに加わることで中井茂副支部長(中井ゴム工業社長)との新体制となった。

 近畿支部会に引き続き、恒例の講演会が開催された。今回はフリーアナウンサーの寺谷一紀氏を講師に招き、「ボクがナニワのアナウウンサー~放送業界裏話あれこれ~」を演題に講演が行われた。

 寺谷氏は10年間NHK大阪放送局に務め、6年間ディレクターとしてドキュメンタリー番組の企画制作に携わった後に自らの希望でアナウンサーに転向、東京への転勤を辞退し退職。以来関西の民放テレビ、ラジオなどで活躍中だ。

 講演では、NHKでのアナウンサー時代にあったハプニングや大阪弁と共通語を比較しながら東西文化の違いについて分析、さらに結婚式や催しものでのあいさつは文章ではなくメモ書き程度のものを用意し、自分の言葉で話し意思を伝えた方が効果的など、人前での話し方のコツなどをユーモアを交えながら紹介した。

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