関西ゴム協90周年、関西ゴム研55周年、約130人が出席し式典を開催

　■日本ゴム協会関西支部の溝口哲朗支部長のあいさつ（要旨）

　この直近の10年間は国内外の政治、為替、災害など激動と不確実性の連続であり、変化のスピードが速まった。この間に関西ゴム協会支部を支えてきていただいた皆様には感謝する次第だ。

　しかしながら、インターネットの普及によって協会に所属しなくても最低限必要な情報を手に入れることができ、また仕事以外にまとまった時間を割く学会活動に興味を示さなくなった若手が増えたこと、団塊の世代の引退など関西支部の個人会員も10年前と比較し136人減少の466人となっている。人と人とのつながり、今後は次世代の人つくりのため、若い人材が広い視野が持てるような環境を整えた協会にしたいと考えている。


　■関西ゴム技術研修所・山口幸一所長のあいさつ（要旨）

　関西ゴム技術研修所は大阪や神戸のゴム企業が自らの手で技術者を育てようとの志で発足した。今年は初めてインドからの研修生も入り48人が9月から研修に入っている。これまで研修生を派遣していただいた企業には心より感謝ているが、運営にあたっては特に國武事務局長の支えがあってこそと、感謝したい。ゴムは社会生活に欠かせない素材であり、企業ニーズにも応え新しいカリキュラムなども取り入れ今後も続けていきたい。