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2021年11月期業績

川口化学工業、ゴム薬品売上高は24.7%増

原材料 2022-01-13

 川口化学工業の2021年11月期業績は、売上高が79億3,900万円で前期比19.8%増、営業利益が3億8,000万円で同370.8%増、経常利益が3億8,500万円で同365.0%増、純利益が2億8,100万円で同374.0%増となった。

 セグメント別でみると、化学工業薬品事業は売上高が79億100万円で同19.9%増、営業利益が3億5,000万円で同595.1%増。

 そのうち、ゴム薬品は、加硫促進剤、老化防止剤ともに売り上げが増加。また、医療用ゴム用途の需要増に対応したことにより販売が大幅に伸長。国内全体では前期比増収となった。

 タイヤ向けは、堅調な輸出向けタイヤ生産により顧客の稼働が好調に推移し、前期比増収。合成ゴム向けは、国内自動車生産、国内タイヤ生産の回復により前期比増収となった。

 海外向けは、中国市場における中国子会社の大幅な増販をはじめ、東南アジア諸国での市況回復に伴う顧客需要拡大に積極的に対応。また、海外においても医療用ゴム用途製品に注力し販売が伸長した。この結果、国内・輸出を合わせたゴム薬品合計の売上高は45億8,900万円で同24.7%増となった。

 樹脂薬品は、国内向けについては、主要顧客であるアクリル酸・アクリル酸エステルの生産が回復基調となり、主要製品である重合防止剤の販売が増加。海外向けは、中国を中心に積極的な拡販活動を行った結果、新規顧客を獲得し販売が伸長。加えて、電子材料関連への積極的な拡販活動を展開した結果、前期比増収となった。この結果、樹脂薬品合計の売上高は8億7,300万円で同30.4%増となった。

 中間体は、界面活性剤中間体は、主要製品の需要が回復したことにより前期比増収。染顔料中間体、農薬中間体は、主要製品の販売が低調で前期比減収。医薬中間体は、医療用途脱水縮合剤の製造販売に注力したことで国内、海外向けともに販売が増加し、前期増収となった。この結果、中間体合計の売上高は11億5,700万円で同19.8%増となった。

 その他は、環境用薬剤は、品目によって増減はあるものの、全体的な需要が堅調に推移したことにより、前期比増収。新規用途向けは、合成技術を基盤とする製品の販売に注力し売り上げを伸ばしたが、一部製品は顧客での需要が低調に推移し、前期比減収となった。この結果、その他の合計売上高は12億8,100万円で同0.5%増となった。

 不動産賃貸事業は売上高が3,700万円で同0.2%減、営業利益が3,000万円で同0.3%減となった。

 2022年11月期通期業績予想は、売上高79億5,000万円で前期比0.1%増、営業利益2億5,000万円で同34.3%減、経常利益2億5,000万円で同35.2%減、純利益1億8,000万円で同36.0%減を見込んでいる。

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