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ミシュラン、フォルヴィア、ステランティスが共同出資する合弁事業のシンビオが建設

欧州最大の統合型燃料電池生産拠点が完成

工業用品 2024-01-17

 ミシュラン、フォルヴィア、ステランティスが共同出資する合弁事業のシンビオが建設を進めていた欧州最大の統合型燃料電池生産拠点「SymphonHy」(シンフォニー:フランス・オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地方のサン・フォン)が完成した。

オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地方のサン・フォン(ローヌ圏)にある「SymphonHy」


 シンフォニーは、イノベーションと工業化の能力を有し、年間5万台(2026年時点)の燃料電池システムの生産能力を備え、大規模生産に向け、顧客の低炭素輸送の推進をサポートする。

 また、IPCEI (欧州共通利益に適合する重要プロジェクト)プログラムの一環として欧州連合とフランス政府に支援されているHyMotiveの一部となっており、強力なテクノロジーを開発するために10億ユーロを投じて、1,000人の雇用を創出する。

 なお、ステランティスはシンビオから燃料電池の供給を受け、欧州ですでに展開している中型バンをはじめ、北米市場向けの大型バン、ピックアップトラック、大型トラックなど、水素モビリティの提供を持続的に拡大していく。

 シンフォニーは、高レベルの自動化とロボット化により、競争力のあるコストで大規模な生産を実現。競争力のある高性能水素燃料電池の生産を可能にし、モビリティの推進を加速。また、エネルギーの転換と、ネットゼロの実現にも貢献する。

 敷地内(4万平方メートル:2026年時点)には、7,000平方メートルの研究開発専用スペース、ISOクラス8認証で8,000平方メートルのクリーンルームなどを有し、単一で世界規模のイノベーションセンターに、100人の専任研究開発者、幅広い分野 (電気化学工学、化学、材料科学など) をカバーする博士号取得者20人を含む450人以上のエンジニアが集結している。

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