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講演会や懇親会も

墨東ゴム工業会、令和5年度定時総会を開催

工業用品 2023-04-24

 墨東ゴム工業会(霜田知久会長=霜田ゴム工業社長)は4月20日、東京都台東区の台東区民会館で「令和5年度定時総会」を会員ら約40人が出席し開催した。

あいさつする霜田会長


 冒頭霜田会長は、「コロナ感染も減少傾向となり、今日のように集まれるようになった。のちほど、講演会や懇親会があるので、議事進行への協力をお願いしたい」とあいさつした。

 総会は霜田会長の進行のもと、右川信司副会長(右川ゴム製造所副社長)から、①令和4年度事業報告②令和4年度収支決算報告③令和5年度事業計画案④令和5年度収支予算案など各議案について報告が行われた。これら各議案に関して審議され、満場一致で承認された。令和5年度行事としては、5月に立山・黒部アルペンルートへの旅行会、8月に納涼会、10月に福岡での展示会参加や三団体交流会などが予定されている。

 また、役員改選も行われ、堀川英則副会長(堀川護謨工業社長)が退任し、役員に就任した。代わって藤田桂一郎金星ゴム工業社長および星久美ナガセケンコー社長が副会長に就任した。

加藤事務所社長が講演

 総会終了後、加藤進一加藤事務所社長が「最近のゴム原材料の市況と今後の見通し2023年春」と題した講演会を行った。

 講演で加藤社長は、①最近のゴム原材料市況の動向②ゴム練りコストの値上がり③電気代値上げの影響④材料不足はいつ解消されるか?⑤ゴム業界の最近の動き、人手不足⑥その他--の各項目ごとに図表を交えて分かりやすく解説した。

 さらに加藤社長は今回の講演のキーワードとして、「原材料不足」、「原材料価格高騰」、「電気代による値上げ」、「人手不足」、「サステナブル―カーボンニュートラル」--を挙げた。

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