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今後の交流会の在り方などを議論

墨東・九州・兵庫のゴム3団体が令和5年度の交流会を開催

工業用品 2023-11-01

 墨東ゴム工業会(霜田知久会長=霜田ゴム工業社長)と九州ゴム工業会(村山孝則会長=朝日工業社長)、兵庫ゴム工業青年クラブ(丸山高史代表幹事=丸榮日産社長)の3団体は10月20日、福岡県福岡市の博多アーバンスクエアで令和5年度の交流会を開催した。

墨東ゴム工業会、九州ゴム工業会、兵庫ゴム工業青年クラブの3団体交流会の様子


 今回の交流会は、①各会長による各団体の近況および最新情報②3団体の今後の活動について――などをテーマに報告や議論がなされた。

 各団体からの報告について、まず九州ゴム工業会から九州地域内の経済の特徴として、①生産額は約47兆円。半導体、自動車、農林水産業が主な産業となり、最大の貿易相手国は中国(輸出28.5%、輸入20.1%)②取り巻く懸念材料として水害を中心に頻発する自然災害と全国平均を上回る速さで減少する人口、さらに高齢化。デジタル化の遅れ――などの報告があった。

 兵庫ゴム工業青年クラブは、兵庫ゴム工業会ならびに兵庫県ゴム工業協同組合の下部組織として活動しており、上部団体から20社で組織化され、2代目、3代目など次世代が中心となって活動している。主に研究会や研修旅行、新年互例会など各行事を通して交流を行っている。

 今回の交流会では今後の交流会の在り方についても議論された。これまでの成果や課題点を抽出し、交流会の継続を念頭に入れながら、①交流会活動を2年に1回にする②会員同士が知り合うために会員情報をPDFにし見える化する③会員企業間での部会活動を行う――など、今後も検討していくこととなった。

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