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19年3月期第3四半期業績

不二ラテックス、医療機器事業は増収増益

工業用品 2019-02-08

 不二ラテックスが2月8日に発表した19年3月期第3四半期(18年4-12月)業績は、売上高が63億1,700万円で前年同期比6.9%増、営業利益が5億1,500万円で同5.3%増、経常利益が4億7,900万円で同14.2%増、純利益が3億5,000万円で同14.5%増となった。

 セグメント別にみると、医療機器事業は売上高が21億200万円で同26.6%増、営業利益が9,800万円(前年同期は5,600万円の損失)。

 主力のコンドームは、国内では大型小売店、ドラッグストア、コンビニエンスストアを中心とした販路開拓に継続的に注力。商品の認知度向上を狙いにWeb広告や販促企画を展開し、加えてネット販売の強化を推進した。また、高品質を訴求した提案の継続的な取り組みが奏功し海外オファーは安定的に推移した。 国内市場では消費の減少傾向、価格の二極化、新素材製品のシェア上昇により厳しい状況が続いたが、新素材コンドーム「SKYN」の定番化、ネット販売の伸長、輸出の増加によって売り上げは拡大した。超音波診断装置などのプローブカバー(感染予防製品)、内視鏡用医療バルーンを中心としたメディカル製品については、アレルギーフリー新素材製品の市場認知度向上とともに採用件数も拡大し引き続き堅調に推移した。

 精密機器事業は売上高が37億4,100万円で同0.6%減、営業利益が7億2,800万円で同11.8%減。

 主力のショックアブソーバおよびロータリーダンパーは引き続き堅調に推移。国内市場では主要な市場として位置付けて開拓・深耕を続けている住宅設備、家電、複合機、建機などの各分野では堅調な受注が続いた。一方、半導体製造設備などの一般産業用生産設備、工作機械、自動車関連は伸び悩んだ。海外市場では継続的な生産調整や在庫調整の影響も低下し、受注は堅調に推移した。また、一部設備の稼働率低下、労務費ならびに減価償却費の増加などが利益の圧迫要因となった。

 SP事業は売上高が3億8,000万円で同3.7%減、営業利益が2,000万円で同14.8%増。

 主力のゴム風船が主体となる販促用品市場は景気が回復基調にある中、安定的受注が継続。自然災害や猛暑の影響で低迷した広告販促活動やイベントは徐々に回復しているものの、販売計画を下回った。また新商品、新企画は継続的採用により受注は安定した。

 その他は売上高が9,200万円で同1.2%増、営業利益が2,300万円で同67.2%増となった。

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