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2024年3月期第3四半期業績

不二ラテックス、医療機器事業は増収黒字転換

決算 2024-02-08

 不二ラテックスの2024年3月期第3四半期(2023年4~12月)業績は、売上高が57億2,100万円で前年同期比7.4%減、営業利益が3億7,600万円で同34.2%減、経常利益が3億5,900万円で同35.1%減、純利益が2億5,700万円で同34.0%減だった。

 セグメント別にみると、医療機器事業は売上高が18億1,000万円で同0.3%増、営業利益が1,900万円(前年同期は7,300万円の損失)。主力のコンドーム事業は、国内では製品絞り込みで減収。海外向けは出荷調整などにより減収となったが、新素材コンドーム「SKYN」をはじめ、ヘルスケア商品群がおおむね好調に推移した。また、メディカル製品は増収となった。利益面では不採算製品の見直し、生産歩留まりの向上、販売費節減への継続的な取り組んだことで5期ぶりの黒字となった。

 精密機器事業は売上高が31億3,400万円で同18.8%減、営業利益が6億5,200万円で同28.5%減。精密機器事業は、一般産業機械市場の需要回復に力強さがみられず、欧州市場の回復の遅れや中国市場の減速など海外市場の動向を受けて減収。利益面では減収に加え、労務費の増加や原材料費の上昇による利益圧迫要因が大きく、また、販売製品構成比の変化が下押し要因となり減益となった。

 SP事業は売上高が5億8,800万円で同83.3%増、営業利益が2,900万円で同152.0%増。主力取引先での需要回復や新商品が好調に推移し、増収増益となった。

 食品容器事業は売上高が1億8,700万円で同1.0%減、営業利益が2,500万円で同58.5%減。主力取引先における販売が好調に推移したことや単価改定効果により売上高はほぼ前年同期と水準になったが、処遇改善による労務費の増加や人員増による原価率上昇の影響を吸収しきれず減益となった。

 2024年3月期通期業績は、売上高81億円で前期比0.2%増、営業利益6億6,700万円で同12.3%減、経常利益5億8,600万円で同19.7%減、純利益3億9,500万円で同23.6%減を見込んでいる。

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