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18年3月期第3四半期業績

オカモト、自動車内装材・コンドームは引き続き堅調

工業用品 2018-02-14

 オカモトが2月8日に発表した18年3月期第3四半期業績は、売上高が673億300万円で前年同期比2.4%増、営業利益が82億6,000万円で同6.0%減、経常利益が91億4,700万円で同0.4%増、四半期純利益が70億8,400万円で同6.7%増となった。

 事業別では、産業用製品は売上高が430億8,400万円で同5.0%増、営業利益が44億6,700万円で同12.5%減。自動車内装材は、北米市場は落ち着いたが、中国市場の好調が持続した結果売り上げは横ばい。フレキシブルコンテナは、ワンウェイ用の需要が減少し減収となった。

 生活用品は売上高が239億8,100万円で同2.4%減、営業利益が49億5,800万円で同2,7%増。コンドームはオカモトゼロワンシリーズおよびその他薄物製品が堅調に推移し、売上高は微増となった。

 通期業績予想を上方修正
 同社は同日、18年3月期通期業績予想の上方修正を発表した。自動車内装材やコンドーム等が引き続き堅調に推移したことによるもの。なお、理研コランダムが連結子会社となったことで同社の下期業績を含めている。
 ■通期業績予想
 売上高=885億円(前回予想870億円、増減率1.7増)◇営業利益=90億円(同81億円、同11.1%増)◇経常利益=98億円(同88億円、同11.4%増)◇当期純利益=60億円(同55億円、同9.1%増)

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