豊田合成は、独自に開発したヘルスケアAIインソールを活用した歩行解析技術を用いることにより、身体の不調の早期発見・改善に繋げる予防医療サービスの実用化を、自治体や企業、医療機関などと連携して進めている。その一環として、今回、大阪府が推進する「スマートヘルスシティ」の実現に向けた取り組みに参画する。

 現在、日本をはじめ先進国を中心に少子高齢化・人口減少が進む中で、健康づくり・予防医療の重要性が増しており、特に歩行機能と健康状態との関連について国内外で研究が進められている。同社では、日常的な歩行から健康状態を把握できるようにするため、独自開発の薄型ゴム製足圧センサと、カメラ映像による骨格検知技術を組み合わせた歩行解析AIの研究開発を進めてきた。

 今回、大阪府が社会実装を目指す「WEB3PHR連携基盤」に、技術提供パートナーの一員として、府内の商業施設やオフィスビル等にインソールやカメラを用いた歩行解析技術(歩行デジタルバイオマーカー解析AI)を提供する。

 健康医療情報(PHR)の一部として歩行データが組み入れられる新しいモデルを大阪府と共に構築し、健康寿命の延伸および社会保障費の適正化への貢献を目指していく。