豊田合成のグループ会社である芦森工業は、地中の管路を更生する材料となる「ライナー」 管路の内側を形成する材料を生産する工場を栃木県下野市に新設する。

新工場完成イメージ

 新工場では、管路更生の新工法(パルテムL-UV工法)や従来工法に使用するライナーの生産ラインを設置し、2028年前半に稼働を開始する予定。新工場の土地面積は、約3万1,400平方メートル、建屋面積は約7,700平方メートル。投資額は建屋、土地、設備を含めて約60億円で、土地については2025年に取得済み。

 新工法は、施工の省人化によるコスト削減が見込めるほか、ライナーの硬化速度が速く、一般的な口径での施工では従来工法比で約30%施工時間を短縮することができる。

 また、ライナーは硬化時に外気温に左右されないため、寒冷地での施工の優位性を活かし、関東や東北・北海道での販売拡大を進めていく。

 新工法のパルテムL-UV工法は、安全で施工性を向上した管路更生工法で、強靱なGFRPパイプを既設管内面に形成する。UV紫外線で更生管を硬化することで熱源を極力排除できるため、ボイラー車を削減できる。これにより、作業員不足と熟練度の課題に対応でき、施工場所周辺への配慮を実現する。

管路更生工法(総称)のイメージ図