豊田合成は、経済産業省が公募する「令和7年度補正グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(大型実証 非ASEAN加盟国)」に応募し、「インド/高品質バンパー塗装、および順立て納入(トヨタ生産方式)の実証事業」が採択を受けた。

 同プログラムは、経済産業省が日本企業によるグローバルサウス諸国での大型実証事業を支援し、当該地域の市場活性化を通じた日本との経済連携強化を目指すもの。

 同社は同支援を受け、インド中西部のマハラシュトラ州に新設する工場で、塗装用ロボットの改良により塗着効率を高め、CO2排出量を削減した塗装工程とデジタル管理により在庫や物流を最適化する順立て納入を導入する。

 同実証では、新たな塗装工程やDXを活用した順立て納入システムの構築に大規模な先行投資が必要となることに加え、これまで日本で培ってきた生産技術・システムを発展させ、日本と異なる環境下において、生産効率の改善・CO2削減・省人化を目指す。

 その結果、品質要求の高度化・人件費上昇への対応・物流の効率化・環境保全への対応など、インドにおける製造業の課題解決に貢献していく。経済産業省の同支援を活用することで、これらの課題解決を迅速に進め、早期の実用化を目指す。

 同実証を通じて、日本国内における設備仕様の設計やDXシステム開発など、関連業務における雇用の維持・拡大に繋げるとともに、新たに確立した生産モデルを他地域にも展開することで、競争力向上に貢献。さらに、日本の自動車部品産業における環境対応型モノづくりの普及に繋げる。