シバタの大阪支店新社屋落成式とその祝賀会が9月26日開催された。あいにく朝から小雨が降り続いたが、仕入・取引先関係者やシバタの幹部社員を含むおよそ90人が参集した。新社屋は地域密着型のシバタの象徴らしく、災害時には地域住民の一時避難場所としても機能する。大阪支店新社屋は10月2日から業務を開始している。

大阪支店新社屋
テープカット
あいさつする小堀社長

 午後1時、大阪支店の中村和博グループ長の司会進行で幕を切った落成式では、施主となる小堀真司社長があいさつに立った。小堀家と大阪支店は縁も深い。「大阪支店は1972年11月、大阪市淀川区西中島においてシバタの11番目の支店として開設。初代の支店長を私の父、清が務めた。山陽新幹線が開通した年にゼロからスタートした大阪の地には、私にとっても並々ならぬ深い縁と強い思い入れがある。吹田市に自社ビルを構えてから40年が経つが、その間には阪神淡路大震災をはじめ数々の困難もあった。どんな時も力強く前を向いて歩んでこられたのは数多くのお取引先、さらには近隣住民の皆さまのご理解と寛大な協力があってこそ。この新社屋は単なる業務拠点にとどまらず、災害時には地域住民の一時避難場所として機能するように、防災、減災機能を備えており、皆様の安心安全に貢献できる場所でありたいと考える。地域社会に恩返しができる頼れる存在として、また業務としてはこれまで50年間培ってきた歴史と信頼を受け継ぎ未来を切り開いていく拠点としたい」と述べた。

来賓を代表して祝辞を述べる澤田タイガースポリマー社長

 引き続き来賓を代表してタイガースポリマーの澤田宏治社長が「最近は地震、洪水など災害が多く、国としても災害対策や老朽化したインフラ整備に力を入れていく方針だが、まさにシバタさんのインフラ事業に期待がかかって来る状況だ。関西はかつて家電で育ってきた地域だったが、現在は元気がなくなってきている。そうした中でも防災、インフラ、土木、農業など日本の根幹を支えるところで機動力を持つシバタさんを通して、今後の関西がさらに発展し、強くなることを期待したい」とあいさつし、祝辞に代えた。

 落成式では引き続き、小堀社長から今回施工を担当した高松建設の工藤孝宏副社長に感謝状を贈呈。その後、小堀社長を中央に来賓で主要取引先の代表と大阪支店幹部、シバタ関連企業の代表が配置についてテープカットを挙行。

謝辞を述べる窪田支店長

 窪田守泰大阪支店長が「大阪支店は1976年に吹田市に拠点を構え、1985年にこの川岸町に自社ビルを建て、およそ40年間にわたってこの地域と共に歴史を紡いできた。この新社屋は効率化はもとより、従業員ひとり一人が生き生きとして働ける環境に配慮し生まれ変わった。我々が取り扱う産業用ゴムや樹脂製品、建築資材は社会変化に伴い顧客のニーズも変わってきているが、あらゆる連携を強化し、より真摯に取り組む。地域の皆さんにより信頼され、取引先様と共に発展できる拠点となるよう努力する」と謝辞に思いを込めた。

事務所
多目的ルーム
3階の倉庫
3階の倉庫

 ■新住所:〒564-0037 大阪府吹田市川岸町12-14、TEL:06・6319・3771、FAX:06・6319・3760

新社屋を武器に強い関西を目指す

 第2部の大阪支店新社屋落成祝賀会は、会場を移動して大阪駅に隣接するTHE OSAKA STATION HOTELの7階THE BALLROOMで午後5時から開催された。

参加者全員が盛りあがっての記念撮影
鏡開き

 落成式の厳かな雰囲気から一転して新時代の到来を思わせる空間で開催された。

 冒頭、小堀社長は「私たちシバタを語るうえで欠かせないのが社風である“雑草精神”だ。どんなに踏みつけられても力強く、泥臭くても愚直にお客様と向き合う力。この思いとお客様の温かいお引き立てがあったから今日に繋がった。新社屋完成までには高松建設の皆様のご尽力を得て、お客様に迅速に対応でき、社員も生き生きと働ける環境は何かと検討いただいた。今後はこの新しい拠点を武器に大阪支店メンバー一丸となって皆様の期待に応える所存だ」とあいさつ。

来賓代表であいさつするヤマト商会の谷英起社長

 来賓からはヤマト商会の谷英起社長が「シバタ様は常に業界のパイオニアとして発展を遂げられてきた。私どもは2001年4月に創業したが、創業と言ってもたった一人で、ビジネスゼロ、与信もない状態だったがブルーシートを皮切りに現在の廣瀬恵太郎関西支部長が一人の人間として私を信用していただき取引が始まった。当時の廣瀬支部長との熱い思いを語り合ったことを思い出す。現在中東情勢など激動の時代。微力ではあるがシバタ様と共に生き抜いていきたい。シバタ大阪支店に繁栄あれ」とあいさつした。

 その後、鏡割りを行いクボタケミックスの幸田享常務取締役執行役員営業本部長が乾杯を発声し、樽酒が振る舞われた。

 祝賀会では歓談で盛り上がり、途中アトラクションとして平成の女道楽・内海英華さんの粋な寄席三味線とジャズ歌謡などで会場を沸かせた。

大阪支店新社屋建設にあたってエピソードトークする高松建設の泉設計第2本部課長㊨と窪田支店長

 また大阪支店建設にあたって高松建設の泉香名設計第2本部課長と窪田支店長によるエピソードトークが行われた。窪田支店長は「計画から完成まではかなり道のりが長かった。泉課長は設計士として常に最高のものを提案してくれた」とし、泉課長は「シバタさんの地域密着というアイデンティティを考えて認識できる建物にしたかった。働く方々のために、特に女性トイレなどにもこだわった」と単純な倉庫事務所ではなく今後“いかに育てていけるか”という道筋もある建物であることを紹介した。

謝辞を述べる廣瀬上席執行役員関西支部長

 祝賀会の終盤は、廣瀬上席執行役員関西支部長があいさつに立ち「計画から3年が経って新社屋が完成した。土地契約から近隣の皆様のご理解など色々な課題をクリアしてきた。しかし最後は泥臭く情熱を持ってやり終えた。今後も商社、メーカーの代理店として商品をしっかり市場へ、現場へ届けることができる会社を目指したい。良い建物ができたから良い会社になったわけではない。これまで以上に成長できるよう社員一同と共に頑張りたい。第1部でタイガースポリマーの澤田社長が関西を強くしたいと言っておられたが、我々も強い関西支部となりオールシバタで頑張っていきたい」と謝辞に決意を込めた。