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組合員、団体関係者など132人が出席

西部ゴム商組、「工業用ゴム商工新年互礼会」開催

商社 2023-01-24

 西部工業用ゴム製品卸商業組合(小島孝彦理事長=角一化成社長)は1月17日、大阪府大阪市のリーガロイヤルホテルで「工業用ゴム商工新年互礼会」を開催した。当日は組合員ならびに取引先メーカー(賛助会員)、団体関係者など132人が出席した。

 冒頭、小島理事長は「今年はどんな年になるのか。製品値上げは避けて通れないようだが、話がきたら『脱兎の如く』逃げるのではなく、商業者・メーカーが力を合わせてユーザーに丁寧に説明して理解を得ていくことで業界の品位と地位、信用を上げていきたいと思う。また、インフレ対策として賃上げも避けられないようだ。誠に『ウサギの逆立ち(耳が痛い)』だが、経営者として対応していかなければならない。同様に人材の採用も難しさを増している。『ウサギの上り坂』という言葉は、後ろ足の長いウサギは上り坂が得意ということで、物事が上り調子で進んでいく様を表している。今年こそ皆さんの会社の仕事が上り調子で進んでいくよう祈念している」とあいさつした。

あいさつする小島理事長


 続いてメーカーを代表して十川利男大阪ゴム工業会副会長(十川ゴム社長)が「今年は戦争とパンデミックを乗り越えて必ず良い年になると信じている。課題は多いが、日本はまだ沈まない。ポジティブ、前向きな気持ちで進んでいこう」とあいさつした。

 乾杯の発声は糸井宏之副理事長(千歳商事社長)が行い「現在、我々を取り巻く問題に対して正攻法のやり方で乗り越えるのは難しい。アイデアを出さなければ乗り越えられない。若い世代が増え、新しい考え、技術を出して頑張っている。そこに我々も経験値を生かして新しい時代に挑んでいきたい」と語り、杯を上げた。

 歓談のあと、中締めは恒例により商工の年男10人が壇上に呼ばれ、代表して還暦の太田稔副理事長(福井化成社長)の音頭による一丁締めでお開きとなった。

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