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支部会に31人、講演会に44人、懇親会に42人が出席

西部ゴム商組、近畿支部会・講演会・懇親会を開催

商社 2022-12-13

 西部工業用ゴム製品卸商業組合(小島孝彦理事長=角一化成社長)・近畿支部は12月2日、大阪のホテル日航大阪で近畿支部会および講演会・懇親会を開催した。当日は組合員や賛助会員、報道関係者を含め、支部会には31人、講演会には44人、懇親会には42人が出席した。

近畿支部会の様子


加藤近畿支部長


講演する足助氏


 近畿支部会では、三谷正美専務理事の司会のもと、冒頭、加藤廣近畿支部長(西部ゴム社長)が主な事業・活動とともに、景況感について報告。足元好調な業種として、コンビニ向けの食品、ウォーターサーバーの機械、建設・農業機械、半導体製造装置、EV向けのリチウム電池関連などを挙げ、「建設・農業機械は半導体供給の状況次第と言われ、その半導体製造装置は活況で、一部で再来年まで受注が確保されているとの話もある。関西・近畿地区にも動きの良い業種はあるようだ」と述べた。

 その後、発注業務軽減に繋がるツールとして、自社グループで開発したウェブシステムを紹介した。同システムはインターネット環境があればいつでも、どこでも、誰でも簡単に発注することが可能。電話やメールも不要なので発注業務がスムーズに行え、製品や在庫情報、過去の発注履歴が24時間確認できるなどの特長を備える。同システムを使用した顧客の反応は上々で、同社ではシステム導入により、社員の年間休日を10日増やせたという。加藤近畿支部長は、「インストール無料なので、興味のある方は活用し、負担軽減に繋げて欲しい」と訴求した。

 最後に、CFPファイナンシャルプランナー・足助文宣氏が「経営者のための相続・事業継承の勘所」をテーマに講演した。足助氏は相続や事業継承の基礎知識、注意点を、元銀行員の経験談も織り交ぜて分かりやすく解説。「相続・事業継承には早目の準備が必要であり、対策することで不安を解消し、それがトラブル回避に繋がる。生命保険や不動産、遺言の活用で円満な相続・事業承継が実現できる」と結んだ。

 講演会終了後には懇親会が開催された。

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