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【新年インタビュー】中部ゴム商組川島健一理事長

支部活動費増やし活性化 組合事業の参加率高める

商社 2017-01-24


 研修事業に力を入れている中部ゴム商組。川島理事長は「17年度も研修事業に取り組むとともに、支部活動も活性化させたいと考えている。活動費を増やしているので、それを有効に活用してほしい」と話す。

 ■2016年を振り返って
 16年は国際的な政治・経済において、今までの自由経済や資本主義の尺度からみると、いろんな部分で歪みが噴出した年だったと思います。英国のEUからの離脱、米国ではトランプ氏が次期大統領に決まるなど、我々が想像していたものとは正反対の動きが多く、また急激な変化がいろんな分野に押し寄せてきたという感じです。誰も先が読めない状況になっています。16年は思わぬことが起きた年だったといえるでしょう。

 ■16年度の組合事業活動
 16年度としては、研修活動を中心に取り組んでいます。新たな事業としては、9月に一般社員、それも若手社員を中心に懇親会を開催しました。参加申し込みが多く、参加できなかった人がかなり出ました。17年度も実施を検討したいと考えています。

 これまではボーリング大会など、支部も本部も両方で開いていたものを、支部活動を活性化させようという目的から、支部だけの開催にしました。しかし、本部としても何か違う切り口でイベントを開こうと考え、それが一般社員向けの懇親会につながりました。

 ■支部活動の状況
 16年は、支部活動として工場見学を2月に実施しました。また海外視察では、CGSビジネス・ミッションとして11月にフィリピンを訪問し、東ソー・フィリピン工場、ゴムノイナキ・フィリピン工場、ブラザーミシンの現地工場などを見学してきました。

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