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ホーチミンの現地法人にゴム事業部専任の人員配置

三洋貿易、ベトナムの市場開拓推進

商社 2020-12-10

 三洋貿易は11月下旬、ベトナム・ホーチミンの現地法人にゴム事業部専任の人員を配置した。ベトナムはこれまで、化学品事業部の人員がゴム事業部の仕事についても対応していたが、専任を置くことでベトナムの市場開拓を進めていく。

 ベトナムへの人員派遣について同社は、「足元で二輪関連の需要があり、将来的には自動車関連の需要が拡大すると見込んでいる。そうした成長を見越し、先行投資的な意味も含め、人員を配置する。今後、日系のゴム関連メーカーが進出した時、サービスを提供できる体制を整えておく」(小宮康ゴム事業部長)と話す。

 三洋貿易のゴム事業部は米国、タイ、中国、インド、インドネシアの5カ国に日本から専任を合計8人派遣しており、ベトナムは6カ国目、9人目となる。

 今後のさらなる海外展開については、「3年以内にメキシコに専任を派遣したいと考えている」(同)としている。

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