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3月19日にオンラインで

ゴム技術フォーラム、第33回公開フォーラムを開催

タイヤ 2021-02-18

 ゴム産業の将来展望を目指し、技術開発のあるべき姿を追求する技術者集団「ゴム技術フォーラム」主催の「第33回公開フォーラム」が3月19日の10時~16時50分、オンライン(Zoomよる配信)で開催される。

 同フォーラムでは、毎年公開フォーラムを開催している。最近では、特殊ゴムに関する情報が少なくなっていることを鑑み、2019年2月に「特殊ゴム・エラストマーの未来展開」調査委員会(調査委員長竹村泰彦日本ゴム協会名誉会員)を発足させ、調査研究を行ってきた。今回のフォーラムは、その最初の調査報告とともに、我国の化学産業のあるべき姿と未来の自動車に関する二人の権威の基調講演を交えて実施する。

 基調講演を行うのは、化学産業の経営に関する第一人者である国際大学大学院国際経営学研究科教授(東京大学・一橋大学名誉教授)の橘川武郎氏と、ゴム産業の最大需要先である自動車業界トップ・トヨタ自動車の先進技術開発カンパニーモビリティ材料技術部長の永井隆之氏。橘川氏は「我国の産業の現状とあるべき姿」を演題に、日本の企業、産業、経済の低迷状況の打破について大局的な見地から掘り下げる一方、永井氏は「将来モビリティとゴムをはじめとする高分子材料への期待」を演題に、モビリティに重要な役割を担う高分子材料について語る。

 基調講演後には、「特殊ゴム・エラストマーの未来展開」調査委員会による調査報告がなされ、竹村泰彦委員長の総合報告のほか、各WGリーダーによる各論報告も行われる。

 同公開フォーラムへの参加希望者は、申込書に氏名、連絡先名、連絡先住所、電話、電子メールを明記の上、下記電子メールgomugijutsuforum1526@gmail.com;yasuhiko_takemura@friend.ocn.ne.jpおよびgomugijutsu.forum@gmail.com (3者)宛に申し込みのこと。申込者には後日、公開フォーラムへの招待状が配信される。参加費は、ゴム技術フォーラム会員4000円、会員以外8,000円。開催日までに三菱UFJ銀行・赤坂見附支店(普通預金) №0206817 ゴム技術フォーラム宛に送金のこと(送金手数料は負担)。

 問い合わせ先は、日本ゴム協会内ゴム技術フォーラム(前述のメールアドレス)まで。

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