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廃プラをマイクロ波で再資源化

ミシュラン、カナダのスタートアップ企業・パイロウェーブ社と提携

タイヤ 2020-12-17

 ミシュランは、カナダのスタートアップ企業Pyrowave(パイロウェーブ)との提携を発表した。提携を通じて、ミシュランは廃プラリサイクル技術の市場投入を急ぐ。共同開発のための最終的な投資額は2,000万ユーロ以上となる予定。2023年までに工場試作品の開発を目指す。

 パイロウェーブが開発した技術は、食品容器や家電の緩衝包装材、断熱建材からマイクロ波を用いた処理によってタイヤや合成ゴムなど多くの製品に使用されるリサイクルスチレンモノマーを抽出するもの。

 同技術は、従来の発電付焼却等による熱エネルギーを回収・利用するサーマルリサイクルとは異なり、電気を使用して廃プラスチックを高品質の原材料に再資源化することができる。

 すでにリサイクルスチレンを原料としたサンプルタイヤを検証済みで、同技術が工業化されればタイヤだけでなく他の産業でも持続可能な材料を増やすことが可能となる。

 今回の共同開発契約により、プラスチックの循環型経済に新しいバリューチェーンが生まれ、自動車、電子機器、タイヤの分野で、再生プラスチックによる新包装や新製品の設計が可能になる。両社は今後数カ月、国際市場での認証と事業化を視野にパイロウェーブ技術の迅速な工業化を目指す。

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