宇都宮製作、使いきり手袋の安定供給を優先

　宇都宮製作の2021年3月期第3四半期（4～12月）業績は、新型コロナウイルス感染症拡大により使いきり手袋の需要が大幅に増加し、前年同期比増収の見込み。「国内でコロナが話題になり始めた2月頃から医療従事者を中心に需要が伸び始め、3月以降は大幅に増加。以降、足元までその状況が続いている。需要はグローバルで急増し、各国で取り合いの様相を呈し需給はひっ迫している」（宇都宮製作）状況だ。

　品種別では、NBR製、PVC製、天然ゴム製、ポリエチレン製の全ての販売が拡大しており、医療現場で