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抜き取り検査後の未使用手袋を団体、賛同者に寄付

宇都宮製作、「手袋廃棄ゼロ活動」に注力

工業用品 2022-10-17

 SDGsの活動に注力している宇都宮製作では、新たな取り組みとして「手袋廃棄ゼロ活動」を実施している。

 同社ではより高品質で安全な製品を顧客に届けるため、海外工場だけでなく同社機関でも、製品の一部抜き取り検査を行っている。同活動では抜き取り検査後に、残った未使用手袋を製品ごとに規定数量になるよう改めて詰めなおし、社会貢献を行っている団体へ寄付している。

SDGs専用パッケージ


 また、あわせてツイッターを活用したキャンペーンも実施。ツイッターを通じて同活動に賛同し、手袋の郵送を希望する個人に向けて、検査後規定数量以下になり廃棄予定だった未使用手袋を、SDGs専用パッケージに詰めなおしてプレゼントしている。団体への寄付は2021年10月から、ツイッターキャンペーンは今年5月から推進中だ。

 同社では、「これまで抜き取り検査後の製品は、可能な限り従業員が持ち帰るなどの方法で対応していたが、数量が多いため膨大な量の未使用品が廃棄物として処理されていた。今回の活動により、廃棄物の削減や資源の有効活用に繋がるだけでなく、多くの方に喜んで頂くことができた。特にツイッターで応募してくれた方達からは、多数の感謝の言葉を画像とともにツイートして頂いた。これらの反響を励みに、今後も活動を継続していきたい」としている。

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