4月8日タイヤの日全国で安全啓発活動を実施
JATMA、羽生PAで点検の重要性を訴求
タイヤ 2018-04-16
日本自動車タイヤ協会(JATMA、池田育嗣会長=住友ゴム工業社長)は、「4月8日タイヤの日」に合わせ、4月6-13日に全国9カ所のパーキングエリア(PA)およびサービスエリア(SA)で安全啓発活動を実施。11日に行った東北自動車道・羽生PA・下り線での活動を報道陣に公開した。
当日は池田会長らが出席し、13-16時のスケジュールで実施。一般車両のタイヤの空気圧や溝深さ、外観点検を行うとともに、日常点検・整備の重要性を訴求した。
会場であいさつした池田会長は「タイヤの日の安全啓発活動は今年で19回目となる。JAF(日本自動車連盟)の調査によると高速道路での救援活動の1位はタイヤのパンク、バースト、内圧の低下。16年の結果は2万7,000件で総件数の34%を占める。当会のアンケート結果でも1カ月以上タイヤの点検をしないドライバーが8割に上り、点検結果でも3台に1台が内圧不足となっている。
このイベントはドライバーの皆さんと直接触れ合い、タイヤの点検やメンテナンスの大切さを伝えることができる良い機会。これをきっかけに適切な頻度で、確実に点検することが定着してほしいと考えている。
タイヤは自動車で唯一地面に接している大事な部品。確実に制御することで安全性や燃費の向上につながっていく。このような活動をゴム業界としても広く告知していきたい」と語った。
後日、JATMAが発表した羽生PA下りでの点検結果によると、点検車両は45台、うちタイヤ整備不良は7台、不良率は15.6%だった。
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