1億1,900万本で前年比99%
JATMA、2018年自動車タイヤ国内需要見通し
タイヤ 2017-12-27
日本自動車タイヤ協会(JATMA)は12月19日、17年の自動車タイヤ国内需要見込みおよび18年の需要見通しを発表した。それによると17年の国内需要は1億2,014万本で前年比2%増を見込む。
18年の予想は1億1,900万本で同1%減と17年の上振れを受けて若干の減少となる見通しだ。
■需要見通しの前提
18年の経済成長率は1.3%、自動車生産台数は948万9,000台で同1%減、国内販売台数は514万6,000台で同1%減、輸出台数は469万4,000台で前年並みとなり、17年に比べると若干の減少となるが、16年実績と比べると全カテゴリーで増加する見通し。
■新車用タイヤ需要動向
17年は国内販売が前年を上回った影響により、四輪車用計で前年比3%増の見込み。18年は、輸出車は前年並みとなるものの国内新車販売が前年を下回る見込みで、四輪車用計では同1%減としている。
■市販用タイヤ販社販売需要動向
◇夏用タイヤ=17年、18年ともに四輪車用計でほぼ前年並みの見通し。
◇冬用タイヤ=17年は乗用車用とトラック・バス用の増加により、四輪車用計で同3%増を見込む。18年は乗用車用が減少すると見込み、四輪車用計で同1%減と予測した。
「冬タイヤの17年の伸びは、昨冬は積雪量が多く上期の需要が伸長したためで、下期は例年並みの水準。18年上期は例年並みの積雪量を想定、上期分が減少すると予測しているので、その分下振れすると見通している」(JATMA)。
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