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性能持続技術など材料開発の取り組みを説明

住友ゴム工業、新技術開発コンセプト「SMART TYPE CONCEPT」

タイヤ 2017-12-11

上坂憲市材料企画部長


 性能持続技術ではそのほかに、将来技術として自己修復機能を持った材料の開発や低下した性能を補うためのゴム性能の自動向上を促す技術を開発中。最終的に、経年による性能変化ゼロを目標に掲げる。今年開催された東京モーターショーにコンセプトモデルを出品、2020年には性能持続技術を盛り込んだタイヤの量産化を計画している。

 アクティブトレッドは、ドライ、ウエット、凍結などの各路面環境に応じて、性能バランスを変化させることで高いグリップ力を発揮する技術。現在はラボレベルで開発を進めている。

 グリップ力に影響する外的因子である水や温度を利用し、各環境で最適なゴムを作り出すという発想の転換を行っている。水と反応して柔らかくなるコンセプトを成立させるための素材などを開発中で、「コンセプトは色々とあり、現在チャレンジしている」(上坂憲市材料開発本部材料企画部長)。2023年には、アクティブトレッドを搭載したコンセプトタイヤを発表する計画だ。

 LCAでは、原材料や製品使用時だけでなく、製造、運搬、リサイクルも含めた商品ライフサイクル全体で環境性能レベルを引き上げ、循環型社会の実現に寄与する商品の開発を目指す。2020年には、LCA手法を採用した新素材によるコンセプトタイヤを発表する計画。

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