2023年3月期第2四半期業績
アキレス、プラスチック事業、産業資材事業とも増収減益
決算 2022-11-11
アキレスの2023年3月期第2四半期(4~9月)業績は、売上高が408億円で前年同期比12.0%増、営業損失が1億200万円(前年同期は6億800万円の利益)、経常利益は4億8,900万円で同42.8%減、純利益が1億6,600万円で同67.7%減だった。
セグメント別のうち、プラスチック事業は売上高が213億1,800万円で同20.3%増、営業利益が13億7,600万円で同0.5%減。営業利益は、販売が好調に推移したことによる利益の増加があったが、原材料価格や物流費の上昇などにより減益となった。
プラスチック事業のうち中間財は、売上高が199億9,700万円で同20.7%増。車輌内装用資材は、半導体不足などによる自動車メーカーの生産が国内では回復基調に推移したものの、北米・中国市場における減産継続の影響により減収。化成品は、中国でのロックダウンや欧州エネルギー事情などの影響により、国内外でエレクトロニクス用、エクステリア用フィルムが苦戦したが、北米での医療用フィルムの販売が大きく伸長し増収。建装資材は、床材、壁材ともに新柄が好調に推移し増収となった。
消費財は売上高が13億2,000万円で同14.3%増。防災対策商品は、エアーテントが伸び悩んだが、米国向けゴムボートの販売が好調に推移し増収となった。
産業資材事業は売上高が141億3,800万円で同4.0%増、営業利益が4億2,000万円で同51.0%減。営業利益は、原材料価格や物流費の上昇などの影響で減益となった。
産業資材事業のうち、中間財は売上高が137億1,100万円で同3.7%増。ウレタンは、寝具用ならびに車輌用が低調に推移し減収。断熱資材は、戸建住宅向けボード製品をはじめ、パネル製品、システム製品、スチレン製品が伸長し増収。工業資材は、半導体分野向けウエハー搬送用部材が国内、海外向けともに好調に推移し増収となった。
2023年3月期通期業績は、売上高860億円で前期比13.2%増、営業利益1億円で同88.3%減、経常利益8億円で同49.8%減、純利益2億円で同86.9%減を計画している。
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