コロナ禍によって混乱したものの一つに、サプライチェーンがある。原材料や製品などの調達が滞る不安を感じた企業は、決して少なくないはずだ。コロナ禍を契機に、自社が用いる原材料や製品を遡り、どこへ行き着くのか、そしてそのチェーンがどこで切れるのかが再検証された。

 ただ、コロナ禍で課題になったのは調達そのものだ。手に入るか、入らないか。ポイントは限られていた。しかし、今後はその調達において、単に手に入れるだけでなく、どう調達するかが問われてくる。トレーサビリティやカーボンフットプリントが、これまで以上に浸透してくると見込まれるからだ。

 天然ゴムのトレーサビリティ確保に向けた動きが、ここにきて活発化している。天然ゴムは、

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