人手不足があらゆる産業で深刻化する中、人材確保に向けた給与改善はゴム産業でも進んできている。賃上げ(ゴム連合春季生活改善のとりくみ)は2023、24年と2期続けて過去最高水準を更新、今期の賃上げ要求も高水準を維持している。

 賃上げは高水準に推移しているが、労働者数そのものは減少している。人材確保に向け、賃上げは極めて重要な要素ではあるが、それだけで全てを賄うことは不可能だ。

 多くの産業において、製造現場は人手不足が特に深刻と言われている。それはゴム産業も同様だ。解消には自動化や省人化への取り組みが不可欠とされるが、ゴム産業は全工程を自動化することが容易ではないとされる。カギを握るのが、部分的な自動化になる。

 住友ゴム工業が3月7日に発表した2035年長期経営戦略。同社がその中で示した、In-House New Factory

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