NOKの2027年3月期第1四半期(2026年4~6月)業績は、売上高が1,812億4,300万円で前年同期比5.5%増、営業利益が76億5,000万円で同9.3%増、経常利益が133億6,500万円で同54.9%増、純利益が90億7,500万円で同58.4%増だった。

 セグメント別にみると、シール事業は、売上高が984億6,400万円で同7.8%増、営業利益が96億4,400万円で同47.5%増。自動車向けは、日系自動車の生産台数が減少したことなどから販売は小幅な減少となった。一般産業機械向けは、日本および中国での建設機械向けを中心とした需要の増加を受けて販売は増加した。セグメント全体の売上高は一般産業機械向けの販売の増加に加え、為替による押し上げ効果もあり増収。損益面では、人件費等の固定費の増加はあったものの、売上高の増加や売価転嫁等の価格改定活動の推進などにより増益となった。

 電子部品事業は、売上高が810億9,700万円で同11.2%増、営業損失が22億3,000万円(前年同期は1億2,100万円の損失)。為替による増収影響のほか、実販売の増加により増収。用途別では、スマートフォン向け、車載バッテリー向け、ハードディスクドライブ向けの販売が増加した。損益面では、人件費等の固定費の増加やアジア拠点における米ドルに対しての現地通貨高の影響などにより損失幅が拡大した。

 その他事業は、売上高が16億8,100万円で同77.8%減、営業利益が2億2,600万円で同61.0%減となった。

 2027年3月期通期業績は、売上高7,566億円で前期比2.5%増、営業利益350億円で同6.1%増、経常利益483億円で同3.1%減、純利益464億円で同0.1%増を見込んでいる。