11月12、13日にZOOMウェビナーで
日本ゴム協会、ゴム超入門講座を開催
その他 2024-09-25
日本ゴム協会関東支部は11月12、13日の10~16時、「第64回秋期ゴム技術講習会:ゴム超入門講座Ⅳ~ゴムってどんなもの?~」をZOOMウェビナーによるオンラインで開催する。ゴムについて学びたいが、ゴムについての予備知識の少ない人、化学・物理は詳しくないという人、ゴム関連企業および商社で営業などを始めた人、入門講座をさらにかみ砕いて理解したいという人に向けて、入門講座よりもやさしい内容で幅広くゴム技術を解説する。
■11月12日
◇「ガイダンス:超入門への第一歩」=戸知技術研究所戸知光喜氏:「超入門講座」を始めるにあたり、本講座の内容に関するゴム一般の知識を概説。
◇「ゴムの基本特性を支配する4つの因子(結晶性、極性、安定性、柔軟性)についての解説」=化学物質評価研究機構近藤寛朗氏:「ゴム」材料は多くの種類があり、弾力性、耐熱性や耐油性など様々な特性を持っている。これらの違い生み出す主要な4つの因子(結晶性・極性・安定性・柔軟性)があり、これらの基本因子とゴムの特性について解説する。
◇「ゴム配合」=興国インテック菊池裕氏:「配合」はゴムにとって、なくてはならない用語。その歴史、意味合い、取り扱いなどを易しく解説する。
■11月13日
◇「ゴムの力学特性:ゴムの伸び縮みはどう起こる、どう測る?」=東京工業大学赤坂修一氏:ゴムは、柔軟性、高い伸縮性、エネルギー吸収など優れた力学特性を示すため、幅広く利用されている。それらの力学特性がなぜ生じるのか、どう測定するかについて解説する。
◇「環境や時間経過などによりゴムや樹脂の品質や機能が低下するのはなぜ?」=日産アーク加藤淳氏:ゴム・樹脂の耐久・劣化を“化学的劣化”と“物理的劣化”に大別して、事例を交えてわかりやすく解説する。
◇「ゴム製品の化学分析」=化学物質評価研究機構三輪怜史氏:見た目で分からないゴム製品の配合。化学分析を用いることで何が分かるのかを解説する。
受講料は会員および協賛団体会員は3万3,000円(税込み)、学生会員は無料、会員外は4万9,500円(同)。なお、賛助会員は一口2人まで会員扱いとなる。申し込み方法はhttps://www.srij.or.jp/form/24K64S_order/。締め切りは11月8日まで。
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