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食事を提供する「ほっと一息食堂」を初開催

豊田合成、地元の生活困窮者の支援活動を実施

工業用品 2024-09-25

 豊田合成は9月21日、地域共生活動の一環として、清須市社会福祉協議会の清洲総合福祉センター(愛知県清須市)で、食糧支援を必要としている人向けに豚汁や焼きさんまなどの食事を提供するイベント(ほっと一息食堂)を開催した。

清須市社会福祉協議会の時田榮一会長(右)に目録を手渡す豊田合成総務部長の梅田氏


 同社は毎年、社内のフードバンク活動を通じて集まった食品や、従業員からの募金で購入した物品を地元の子ども食堂や生活困窮世帯などに寄贈している。今回は、清須市社会福祉協議会と協力し、生活困窮者の支援に加え、孤食の解消や子どもたちへの食育の推進をねらいに、温かい食事を提供する「ほっと一息食堂」を初めて企画した。

 豚汁やごはん、焼きたてのさんま、キッシュなどを配布会に訪れた約50人に提供し、参加者からは「食べ盛りの子どもがおり、ありがたい。おいしそうに食べていたのでうれしかった」、「一人暮らしをしているため誰かと一緒に食事をするのは久しぶりで楽しかった。また開催してほしい」といった感想が寄せられた。

 また、9月24日、物価高などの影響で急増している生活困窮世帯の支援として缶詰やレトルト食品、衛生用品など約50万円分を同協議会に寄贈した。この物品は今後開催される食品配布会で、支援を必要としている人に配布される。

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