【新年インタビュー】アサヒコーポレーション佐藤栄一郎社長
新生アサヒへ 16年間の更正計画終る
その他 2017-01-31
■アサヒスタイル・ネットワーク
アサヒ独自の改革、改善策や営業活動全般を自称「アサヒスタイル」と呼んでいます。これまで進めてきたことは利益改善策で、“儲からない商品はつくらない、儲からない商売はやらない縮小する”ということです。さらに、OEMからの撤退や特注からの撤退、掛け率の見直しまで実施しました。そのなかには、それまでの取引先の反発を買って、売上が大きく減少するような施策も多く含まれていました。それでも、「アサヒスタイル」が皆さんに認められることで、オンリーワンの靴メーカーになれると確信しています。
小売店ネットワークに関しては、店内外の装飾や足型測定会などのイベントによる販促を展開している取引先が全国で1,700店舗になり、約2,400店舗の取引先がWeb上でアサヒの在庫確認ができ、注文も出せる体制になりました。将来的には店舗数を1万店舗まで増やしたいと考えており、減少を続けてきたシューズ小売店に加え異業種小売店での展開にも注力しています。
■売り場の活性化
アサヒスタイルによる既存取引先との取り組みを再強化しています。特に地域一番店とは、店内外装飾、足型測定会、販売支援、ポスティング活動などを実施して売り場活性化、販売促進をはかっています。当社では全国に約220人の営業スタッフを配置しており、この機動力を活かして取引先支援を続けていきます。
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