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仕入先や得意先など220人が参加し盛大に

ヤマカミ共進会実務者会が開催

その他 2019-12-03

あいさつする山上ヤマカミ社長


 ヤマカミ(山上茂久社長)は11月22日、仕入先と得意先で構成する「ヤマカミ共進会」の実務者会を東京・江東区のホテルイースト21東京で開催した。

 当日は仕入先各社の商品展示会、講演会、懇親会「第22コミュニケーションの夕べ」を開くなど、同社社員も含めおよそ220人が参加した。

 商品展示会では、ヤマカミの小間をはじめ、オーサカゴム販売、クラレプラスチックス、タイガースポリマー、東北ゴム(日立金属商事)、十川産業、ニッタ、八興、プラス・テク、ブリヂストン化工品ジャパン、三ツ星ベルトが新製品などを展示した。

 前回からメーカーによるパワーポイントを使った商品説明会も実施され、今回はブリヂストン化工品ジャパン、八興、クラレプラスチックスの3社がプレゼン。ブリヂストン化工品ジャパンはエアー専用ホースおよびエアー用途配管について、八興は導電性スーパー柔軟フッ素ホースシリーズを、そしてクラレプラスチックスは来年発売予定の新製品でホース材料に特殊熱可塑性エラストマーを用いたAD-2型耐摩耗グレードをはじめ、不燃アルミダクト、電磁波シールド材、エアーテントなどを紹介した。

 展示会終了後は、元関脇の貴闘力こと鎌苅忠茂氏を講師に招き、「旬な角界話し」と題した講演会を開催した。現役時代は横綱の曙から金星7個を取るなど「曙キラー」と呼ばれ、幕内戦歴は505勝を上げ、幕内最高優勝1回を含む殊勲賞、敢闘賞、技能賞など各賞を獲得している。

 大鵬とは養子縁組し、三男は納谷の四股名で「貴闘力の息子ではなく大鵬の孫として有名」と会場を笑いで暖め、入門当時から角界を去るまでの「角界あるある」を披露し終始、会場を引きつけた。

 講演会終了後はパーティ会場において懇親会が賑やかに開催された。

あいさつする亀田ヤマカミ共進会会長(蒲田ゴム会長)


 冒頭、ヤマカミ共進会の会長を務める亀田元秀氏(蒲田ゴム会長)が、「今回初めて参加した方もいるので、簡単に共進会のことを紹介したい。ヤマカミには以前メーカーごとにいろいろな会があったがそれらがひとつに集まり、共存共栄の趣旨のもとヤマカミの得意先41社、メーカー10社ならびにヤマカミとその関連会社3社の計54社が現在の会員となっている。1996年6月に発足し、23年が経過した。経営者の間では旅行などで懇親を深めているが、営業実務の皆さんとは商品説明会や講演会そしてこの実務者会で、コミュニケーショを深めてほしい」とあいさつ。

 続いて山上ヤマカミ社長が、「景気については皆さんご承知のように停滞感が漂い困った状況にあるが、この共進会の理念である“共に進む”に則り、皆さんと一体となって、そして当社も一団となって皆さんに喜ばれる会社になるよう努力していきたい。今日は営業マンのほか営業アシスタント業務の社員も多数参加しているので忌憚の無い意見もいただきながら、厳しい環境化の中でも一筋の明かりが見えてくるようなコミュニケーションをとってほしい」と語った。

乾杯の音頭をとる塩谷ヤマカミ共進会副会長(東京シオノヤ社長)


中締めする三ツ星ベルトの片山孝取締役常務執行役員


 続いて共進会副会長の塩谷任士氏(東京シオノヤ社長)の発声で乾杯し懇親に入った。

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