PAGE TOP

「自然加硫に関するエンドレス」でレクチャーも

日本ベルトエンドレス工業会、商工懇談・懇親会を開催

その他 2019-12-05

 日本ベルトエンドレス工業会(略称:JBE、菅原孝夫会長=江北ゴム製作所会長)は11月28日、東京・上野の伊豆栄・梅川亭で商工懇談会ならびに懇親会を開催、懇談会には30人が、懇親会には36人がそれぞれ参加した。

菅原会長


商工懇談会・懇親会の様子


 今回、懇談会では横浜MBジャパンが「自然加硫に関するエンドレスの方法」について、自然加硫接合法多層帆布ベルト編として自然加硫接着材料Q-Packの概要説明からベルト加硫接合法など基礎的なレクチャーを行った。

 当日は東部ベルトエンドレス工業会から13社17人、中部ベルトエンドレス工業会から2社2人、近畿ベルトエンドレス工業会から4社4人、九州ベルトエンドレス工業会から1社1人が参加。

 懇親会にはメーカー側からは、横浜MBジャパンの板井広典工業資材販売促進部副部長、同上原宜克工業資材販売促進部コンベヤベルト技術サービスマネージャー、三ツ星ベルトの吉村介秀産業資材搬送製品部部長、日本ベルト工業会の横山直弘常務理事が出席した。

 また、来賓として東部工業用ゴム製品卸商業組合の山上茂久理事長をはじめ、同永田嘉男副理事長、同塩谷信雄副理事長、同ベルトホース部会の高畠光敏副部会長が出席した。

 懇親会開催にあたって菅原会長は「当工業会は全国7地区で活動している。北海道を入れると8地区となるが地域的事情もあって実質7地区と北海道の1地区が独自に活動している形だ。私は東部に属するが東部では安全・安心に関する勉強会も毎年開いている。今年は商業組合の力も借り、2回に分けるほど盛況だった。景況感は先行きが不透明。また協力工場も後継者難で廃業したり、私ども側も職人不足との話も聞くが、逆手を取って付加価値のある仕事をしていくには良いチャンスが来ているのではないかと考えている」とあいさつした。

山上東部ゴム商組理事長


 懇親会の乾杯の音頭は東部ゴム商組の山上理事長が行い、「コンベヤベルトは好調でエンドレスの方々も忙しいようだが、我々商業者の状況は厳しいものとなっている。我々も皆さんの勢いに乗っかり、メーカーさん、エンドレス業者さん、そして我々をつないでほしい」とあいさつした。

関連記事

人気連載

  • マーケット
  • ゴム業界の常識
  • 海から考えるカーボンニュートラル
  • つたえること・つたわるもの
  • ベルギー
  • 気になったので聞いてみた
  • とある市場の天然ゴム先物