110人余りが参加
建築ガスケット工業会、50周年記念祝賀会を開く
その他 2018-11-22
建築ガスケット工業会(会長・堀田秀敏ホッティーポリマー社長)は11月15日、東京・中央区のコートヤード・マリオット銀座東武ホテルで創立50周年記念祝賀会を開いた。
祝賀会には正会員(19社)、特別会員(3社)、賛助会員(11社)ほか、官庁、関連団体などから110人余が参集し、50周年を祝った。
午後6時半から始まった式典では冒頭、堀田会長があいさつ(別掲)し、つづいて来賓祝辞として経産省製造産業局生活製品課住宅産業室の縄田俊之室長とカーテンウォール・防火開口部協会の高井憲司専務理事があいさつした。
つぎに堀田会長から感謝状・記念品がイワキ化成、大信工業、富双ゴム工業、ホクシヨー、三ツ星、明光化成の6社に授与された。
祝賀会は米屋慎一副会長(北星ゴム工業社長)による乾杯の発声でスタート、賑やかかつ和やかな歓談に移った。
歓談途中には創立50周年を記念して作成された、主に技術的側面から工業会のあゆみを紹介したDVDの紹介が松永正美編集委員長(北星ゴム工業)からあった。同DVDは出席者全員に記念品として進呈された。
約2時間後、祝賀会は安田和敏副会長(三ツ星)の中締めでお開きになった。
■堀田会長のあいさつ
「本日は多くの皆さんのご出席をいただきお礼を申し上げます。当工業会は昭和44年の創立で高度経済成長時代を経て、私どもが参加したのが1988年。バブル経済の真っ只中で新宿都庁や横浜のランドマークタワーなど高層ビルの建築ラッシュがあり、シリコーンゴムのガスケットが多く採用された時代でした。その後は長い苦しい時代が続き、10年前の40周年は私が初めて会長を務めていましたが、リーマン・ショックでたいへん厳しい状況だったことを思い出します。
そのようなきびしい経営環境のなか、当工業会は多くの事業を実施し多くの実績を残してきました。JISの改正・改定、耐久寿命を考える研究会、構造ガスケットのマニュアル作成などたくさんの事業を行ってきました。詳しくはお配りするDVDに納めてありますのでご参照ください。
最近では実績を上げた案件につき論文も発表できるようになり建築業界における知名度も上がってきていると思います。
今後経済環境はますますきびしさを増すことが考えられますが、我々が製造販売するガスケットは『水密する、気密する、断熱する』という特徴で災害対策、環境保全にたいへん役立つ製品だと自負しています。きたる60周年、70周年に向けて会員企業がますます繁栄するよう頑張ってまいりますのでご支援のほどよろしくお願いします」
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