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ゴム用も僅かに増加

カーボンブラック年央見直し、総需要0.5%増に上方修正

その他 2018-08-24


 カーボンブラック協会は8月2日、カーボンブラック需要の年央見直しを発表した。

 これは日本自動車タイヤ協会及び日本ゴム工業会が行った年央見直しをベースに、カーボンブラック協会がその他需要分野の情勢などを織り込み今年の需要見直しを行ったもの。輸出を含めた総需要は76万5,050トン、前年比0.5%増と見直され、年初予測の75万9,049トン、同横ばいから0.5ポイントの上方修正となった。

 総需要のうちゴム用は年初予測の68万2,349トン、同0.2%減から68万3,750トン、同0.1%減に0.1ポイントプラスの見直しとなった。

 内需は年初予測の70万3,050トン、同0.3%減から70万4,150トン、同0.2%減へ0.1ポイントプラスに見直された。このうちゴム用は同じく66万4,350トン、同0.4%減から66万4,850トンへと増減率は変わらないものの僅かながら上方修正された。

 輸出は年初予測の5万6,000トン、同3.5%増から、6万900トン、同10.1%増へ大幅な上方修正に。これは中国向けの増加が要因ではとカーボンブラック協会では見ている。

 輸入は年初予測の16万5,000トン、同横ばいから15万6,000トン、同3.9%減へマイナス修正された。協会では中国からの輸入減少が要因と見ている。

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