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ゴム精練生産2年連続で堅調

日本ゴム精練工業会が定期総会開く

その他 2018-04-16

野田会長


 日本ゴム精練工業会(JPMA、会長/野田明志TPRノブカワ社長、会員24社)は4月12日、正・賛助会員ら28人が出席し「平成30年度定期総会」及び「講演会」、「懇親会」を、三重県桑名市のニューハートピア温泉・長島で開催した。

 総会冒頭野田会長が「当工業会を取り巻く状況としては、17年のゴム精練生産量は、会員企業のアンケート結果によると13万6,310トンとなり、2年連続して堅調に推移したと言える。しかし先行きに関しては、予測ができないのが現状だ。変化の厳しい時代においては、当工業会の重要性は一層高まると考えている。タイムリーな情報交換はもとより、お互いのウィークポイントを補完し合い、またストロングポイントを分け合うといった、相互連携が工業会としては不可欠だ。今後も加盟して良かったと認識して頂ける工業会を目指していきたい」と概要あいさつした。

 総会ではまず新会長選出・承認及び新役員・新理事推薦承認が審議され、野田会長以下全役員の再任が満場一致で承認された。さらに平成29年度会計報告が行われ、こちらも満場一致で承認された。続いて議題審議として①会長会社ノブカワのTPR子会社化の件②第4回研修会の件③正会員、賛助会員の募集・増強の件④広告増強の件⑤モルテンポリミックス赤田社長退職後の理事継続の件⑥30周年記念行事の件⑦開進ゴムコンパウンド廃業に伴うJPMA脱会の件、などの各議題審議が行われた。このうち、ノブカワはTPRの子会社になったが、経営方針などに一切変更がなく従来通り野田社長が経営を行う、さらに工業会の会長職も引き続き遂行する、との報告が野田会長からあった。

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