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米国オハイオ州クリーブランド市で

日本ゴム協会、米化学会ラバーディビジョンと人材交流など協定締結

その他 2017-11-27

調印を終えた高田会長(左)とウィリアム・ストール氏


 日本ゴム協会と米国化学会のラバーディビジョンとの「交流協定」調印式がさる10月10日、米国オハイオ州クリーブランド市で開催のIRC(国際ゴム会議)で行われた。

 日本ゴム協会では、ゴム産業のグローバル化に伴い技術、学術的な国際交流推進を考え、すでに韓国、タイの2国において科学・技術に関する交流が出来るよう国際交流協定を締結している。具体的な活動案としては研究者、技術者の派遣や組織的な人材交流などが組み込まれる予定。

 「交流協定」調印は、高田十志和日本ゴム協会会長(東京工業大学教授)と米国化学会ラバーディビジョンの長であるウィリアム・ストール氏との間で執り行われ、同ディビジョンの事務局長のエドワード・ミラー氏をはじめ主要メンバーと日本ゴム協会国際委員長の竹中幹人(京都大学教授)氏が立ち会った。

 高田会長は調印を終えて「米国化学会のラバーディビジョンの長であるウィリアム・ストール氏、事務局長のエドワード・ミラー氏をはじめメンバーらの非常に温かい歓迎を受け、和やかな雰囲気の内に調印式は終了した。米国化学会ゴムディビジョンは他のディビジョンとは違い非常に独立性の高いディビジョンで、独立して会議や展示会を開催している。今回の交流協定は、主に研究者、技術者の交流を目的としているが、日本とはかなり異なる米国のゴム事情・研究開発状況などを学ぶよいチャンスにもなり、今後大いに交流を深めていきたいと考えている」としている。

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