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世界経済フォーラムのプラスチックリサイクル共同研究開発プロジェクト

三菱ケミカルグループ、「R&D Hub for Plastic Waste Processing」が本格始動

原材料 2023-05-23

 三菱ケミカルグループは4月、世界経済フォーラム(WEF)の低炭素排出技術イニシアチブ(LCET)から発足したプラスチックリサイクル共同研究開発プロジェクト「R&D Hub for Plastic Waste Processing」(R&D Hub)の本格始動に向け、オランダの独立研究機関であるTNOと研究開発の連携協定を締結した。当社グループはR&D Hubの日本唯一の設立メンバーとなる。

設立メンバー7社とTNOの集合写真


 R&D HubはLCETの会員企業である世界的な化学メーカー7社(同社グループ/BASF/Covestro/Dow/SABIC/Solvay/LyondellBasell)とTNOによる共同研究開発プロジェクト。

 同プロジェクトは、ネットゼロの達成および循環型社会の実現に向けて企業横断でグローバルに連携し、共同で研究開発を行う、化学業界における世界初の取り組みとなる。

 今回の連携協定のもと、二酸化炭素の排出量低減と、プラスチックの高いリサイクル性を両立させる新技術の開発を目指し、2023年後半に最初の研究開発プロジェクトを開始する予定となっている。

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