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髙橋社長「変革をやり切るという強い思いでスタート」

レゾナック、発足説明会を開催

原材料 2023-01-17

説明する髙橋社長


 昭和電工と昭和電工マテリアルズ(旧日立化成)が完全統合し、2023年1月から始動した新会社「Resonac(レゾナック)」の発足説明会が1月17日、赤坂ガーデンシティ(東京都港区)で開催された。

 説明会では、髙橋秀仁レゾナック・ホールディングス代表取締役社長・CEOが「レゾナックは、石油化学を中心とした総合化学メーカーから、世界トップクラスの機能性化学メーカーへ進化する。そのためには経営力の強化、変革と挑戦が必要になる。戦略はいまやコモディティであり、誰が作っても同じところに行き着く。差別化には、変革をやり切る経営陣の存在とそれを支える人材が育っているかだ。変革をやり切る人材こそが、競争優位性を確保するためのポイントだと信じている。会社の文化は確実に変化している。覚悟と信念をもって、この変革をやり切るという強い思いでレゾナックの新しいスタートを切る」と語った。

 昭和電工と昭和電工マテリアルズが統合したことで、レゾナックの売上高規模は化学メーカーとして国内7位。「サステナビリティ、社会貢献、DXなどの課題に対処するには一定の規模が必要だ。世界で戦うエントリーチケットを、ようやく得たと思っている」(髙橋社長)。

 同社は今後、コングロマリット・ディスカウント(多くの事業を抱える複合企業(コングロマリット)の企業価値が、各事業ごとの企業価値の合計よりも小さい状態のこと)を最低限にするため、採算性と資本効率、戦略適合性、ベストオーナーの3つの評価基準に照らし、ポートフォリオの見直しを常に行っていく考え。「3つに照らし合わせ、選択と集中を行っていく。ある事業がある単年に3つを兼ね備えていないからといって、すぐに売却という決断にはならないが、数年間を見据え3つをクリアすることがどうしても難しい事業については早めに手を打っていく必要がある」(同)としている。

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